家族限定特約

自動車保険には、通常の契約であれば補償の範囲となる対象を、「特約」という特別な契約条項を付帯することによって、ある一定の範囲まで限定することができる仕組みが設けられています。そのなかでもよく用いられているものが、契約車両の運転者やその年齢を限定するような特約です。

 
「家族限定特約」もその類型のひとつにあたり、契約車両を記名被保険者の家族が運転している途中で事故を起こした場合についてのみ、保険金の支払いを認めるという特約です。「記名被保険者」というのは、保険証券に名前が記載されている本人のことをいいます。

 

「家族」とは、一般的に用いられていることばの意味よりも幅広く、本人のほかにその配偶者、同居の親族、別居の未婚の子供までが含まれています。「配偶者」には内縁関係のものを含み、また「親族」は6親等以内の血族、3親等以内の姻族の両方が該当します。「別居の未婚の子供」については、すでに婚姻歴がある場合には独立して生計を維持しているものとみなして補償の範囲には含めません。

 
この特約を付帯することで、保険が適用となる範囲は狭まってしまいますが、そのかわりに毎年の保険料をより安くすることができるようになります。家族以外に車を運転する可能性がない場合には、このような特約を検討してみるのも保険料節約の有効な手段となります。

 

 

 

 

 

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